

そもそもリフォームとは、現状ある物を修理したり、不具合(不都合)がある箇所への部分的対処をすることを意味します。住宅などでは、台所やお風呂場など、部分的に修理したりすること、つまり
「元通り」にするということ
です。
近年よく耳にする「リノベーション」と「リフォーム」は意味が異なります。
リノベーションは機能向上や価値の再生することを意味します。つまり、今より良い環境となるように作り変えるということで、似ているように感じますが、根本的な考え方が違うものになります。
今のお住まいをどういう風にしたいのかという希望や思いによって、リフォームなのかリノベーションなのかを選ぶようにすることが重要です。
業者に依頼すると「費用が高くなりそうだから、自分でできないものか」とお考えになる方は多いのではないでしょうか。特に、DIY(素人が自分で作ったり修理したりすること)という言葉も流行っており、頑張ったらできるのではないかと思っている方も少なくありません。
では実際に業者に依頼せずできるのかという部分に関しては、手先が器用であれば決して不可能ではありません。
しかし、技術的な部分でいくとやはり、
業者にお任せする方が綺麗ですし早い
です。
自分で修理したりするのが好きなら、仕上がっていく工程を見ることができるので楽しさや面白さはあると思います。
特に水回りのリフォームは素人がDIYをしてしまうと、水トラブルに成り兼ねないので業者に依頼することをオススメします。
リフォームで大事になってくるのは業者選びです。
何を決め手に業者を選べばいいのでしょうか?
リフォーム業者を探すには、住宅メーカーや設備業者が主催で開催するイベントに訪問し話を聞いてみる、又はインターネットで検索し口コミや施工事例を参考にしてみるのがいいと思います。
その中で、得意とするリフォーム施工がマンションなのか戸建てなのか、キッチンなのかお風呂場なのかなど、どの分野に長けているのかも見るようにしましょう。
あなたがリフォームしたい箇所とマッチするかどうかが重要です。
マッチする企業さんを最低でも3社、多くて6社ほどピックアップし見積もりを取ります。
見積もりの際に、
などをしっかり確認しておくことが大事です。あとは担当者の印象なども踏まえて、依頼する業者を決めましょう。
特に担当者は、依頼するとなれば密に連絡を取り合い、施工を進めていくため要望を言いやすいかどうかは重要です。
逆に注意した方が良い業者は、自宅に営業を掛けてくるケースです。この手の営業手法全てが悪徳商法とは言いませんが、トラブルになるケースが多いです。警戒するようにしましょう。
一概には言えませんが、リフォーム場所などによって大きく違いがあります。またリフォーム内容によっても異なります。
部分リフォームの場合(壁のみ又は床のみなど、決められたスペースで一部のみリフォーム)は、最低でも約20万~300万未満が一般的です。リフォーム場所の広さによって異なります。またデザインや使う素材によっても異なるため、必ず見積もりはしなければなりません。
特に水回り関係のリフォームはピンからキリまであります。お風呂場でしたら、大体100万~という価格帯になり、トイレの場合は30万~のケースが多いのではないでしょうか。
またリフォームは家の中だけでなく、ガレージや玄関先もあります。
見積りの前にどこをどういう風にリフォームしたいかを明確にし、要望や希望を伝えて見積りを出してもらうようにしなければ、しっかりとした価格比較ができなくなりますので、注意してください。
良心的なリフォーム会社もあれば、不親切又は悪徳業者も存在します。
どういう違いがあるのか事例を見てみましょう。
良いリフォーム業者の事例
悪いリフォーム業者の事例
このように、良い業者は社会的信用を得て、契約書から施工、フォローまでしっかりと整備されています。
まずはホームページに載っている情報をしっかり見て、取れる情報は取った上で業者へ問い合わせするようにしましょう。
リフォームを依頼する前に「どこをどうリフォームしたいのか」という事を明確にし、その上でリフォーム業者の情報を集め、複数の見積もりを行い、契約書を取り交わすことが一番ベストであり、失敗しない方法です。
またホームページ上でしっかりと施工実績や、相談フォーム、Q&Aのページがあるかも確認しておきましょう。
要望をしっかり伝えて、仕上がりに満足できるリフォームを実現させましょう。